重力と健康
あたり前すぎて気が付くことはありませんが、重力は常にからだにかかっていて、その重力にカラダは反応しています。
宇宙飛行士が無重力での飛行を終え、地球に帰ってくると骨や筋肉が弱くなることは、知っている方も多いと思いますが、この他にも、宇宙からの期間後カラダの機能がうまく働かず、血圧がうまく保てなかったり、免疫機能が低下したりすることが報告されています。
このようにカラダの健康と重力は思ったよりも関係が深く、重力のパワーを味方にすることで健康になり、身体の持つ力を発揮できるようになるのです。
そのためには、どんな動作をしていても重力を偏ることがなく体全体で受け止めていることが重要になります。
すなわちそれは重心の移動がスムーズにできることであり、それによって体にしっかりとした中心軸をつくるということになります。
「重心整体とは」のページに詳しく説明がありますが、重心のスムーズな移動によって中心軸を手に入れたカラダは重力を生かせるようになり、循環・代謝は改善され体の機能は正常に働きやすくなり元気になります。
また偏った負担もなくなるので、治らない慢性的な痛みも解消されていきます。
重力とカラダの関係を一つの基準にして治療に取り入れると、あきらめていた痛みや慢性病に対して、今までにない治療効果が期待できるようになります。