重心整体とは

重心整体の考える体を中心から治す為にはいくつかのキーワードがあります

重心移動をスムーズにする

重心とはいうと、一定して動かないものと思われがちですが、人はカラダを動かすときに必ず重心も移動をしています。

例えば椅子から立ち上がる動作の時におでこを抑えると、重心が前に移動できないので立ち上がることができません。重心移動があるから動作ができるのです。

スムーズな重心移動ができれば、体に無理な負担がかかることがなく、重力というエネルギーを健康に生かすことができるのです。

体の中を治す

慢性傾向の強い人ほど体の中身が歪んでいます。

“体の中が歪む”といっても想像できにくいかもしれませんが、内臓にも移動力というものがあり、悪い姿勢が長く続くと位置に偏りが生じるので、慢性的な不調が起きるようになります。

試しに、仰向けで自分のお腹を押してみると、硬かったり柔らかかったり、少し痛かったりと均一ではないことがおわかりいただけると思います。
医者にいっても、悪いところはないと言われたり、何をやっても治らない人は、見た目の歪みだけでなく体内面から歪みを治すと、いままでにない良い結果が生まれることが期待できます。

 

経絡エネルギーが、滞ることなく流れている身体を創る

東洋医学では、気とは生命活動を維持する根源であるとされています。
生命エネルギーのようなもので、いわゆる“丈夫な人”は気の流れが正常にそしてスムーズに流れています。

現代社会は、ストレス・運動不足・生活習慣の乱れなどが原因で自律神経が乱れやすく、気の流れに停滞・逆流・過剰などの異常がみられます。
医者にいっても原因がわからない体調不良は、気の流れを整えて体の機能が正常に働くようにすると、体の機能が回復していろいろな不調から解放されます。

“気を整え体の正常な働きを取り戻す”これも整体治療です。
あらゆる面から体を整えることが本来の整体治療なのです。

四季の変化に、カラダのリズムを同調させる

私たちのカラダは、年間を通して四季によって変化する環境の中で生活をしています。
気温・気圧・湿度等、外部の環境が変化しても、意識することなく自律神経が体の働きを自動的に調整し、機能が正常に働くようにコントロールしています。

この自律神経の状態が四季の変化に対応できていないと、体調を崩してしまいます。
不規則な生活、睡眠不足、ストレスなどが増えている生活環境は、体が自然のリズムと同調できなくなり、自律神経の働きが乱れ体の不調が出やすくなります。
特に季節の変わり目には注意が必要です。

カラダの機能が正常に働くには、生活習慣を改善すると共に自然のリズムと同調した体にすることが大切です。
整体とは、自然環境のリズムと同調することでもあるのです。

 

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